ぼた餅とおはぎ は感謝と祈りの食べ物

3月21日  春分

二十四節気の春分を迎えました。
春分は二十四節気の第四番目の節です。


太陽、月、地球が一直線の位置となり、日の長さが、昼夜だいたい同じくらいの時間となる頃

ここから
日照時間が
夜より長くなっていきます。

太陽が高くなっていき
地球上で働くエネルギーは
上昇から拡散の動きへと
変化していきます。
春分の日は
太陽と地球が0度に並ぶことから
この日を宇宙(天文的)新年と
呼んだりします。

日本の新学期や年度初めに
この頃を設定するのは
自然界の巡りと
四季の流れを
暮らしの中に取り入れて
いるからなんだと
おもいます。

宙模様からみても
ここからが新しい始まりの頃

12星座の巡り
魚座から牡羊座へと
動く頃

12星座は
牡羊座からはじまり
魚座で終わります。

巡りが一回りして
新しい巡りがはじまるのが
この頃です。

仏教界では
宇宙新年の今日
あの世とこの世の境目が
なくなり
繋がる時とし

日本では
あの世で私達を
守ってくださっている
ご先祖様に、ご挨拶をするために
お墓参りにいく習慣があります。

お米の巡りで言えば
春分の頃を過ぎると
種を蒔いて、苗をつくり
はじめます。

お米作りもはじまる頃
です。

昔の人は
この頃にご先祖様に

今年もお米が無事に育ち
実りますように

とその祈りをご先祖様に
伝えに行きました。
その際に自分達の財産である

あずきとお米で作った
お団子をお供えとして
持っていきました。

三月は牡丹の花に
似せて大きなお団子
ぼた餅

秋のお彼岸は
実りの感謝のご報告
その際には
萩の花に似せて
少し小ぶりのおはぎ


を持ってお墓に行きました。


私達は人の力だけでは
生きていなく

宙から送り込まれてくる
巡りの流れと

その流れが形になった
自然界の恵みを
いただくことで

この肉体を生かし
自分の選んだ人生を
歩いています。

そして日本人は
その暮らしの中で

祈りと感謝を表現して
暮らしてきたのです。

ひとつの神さまに
祈るのではなく

大いなる力
大いなる巡り
大いなる恵みに

感謝と祈りを表現して
きたのです。

人生には
ひとりひとりが選んできた
ストーリーがあり

そのストーリーは
その人が十分楽しみ
愛を学ぶための

出会いと出来事を
繰り返していきます。

言えることは
自分で選んだ人生を
生きることを認める事が
出来た時に

私達はその人生に
必要なものが与えられます。

だから
どんなに今が苦しく思えたと
しても、
自分の人生を信じる事が出来た時

ひとり、ひとりの
人生に必要なものが与えられ

誰と比べることもなく
人生を歩く事が出来るように
なるのです。

そして
私達はひとりではない事
宙から送り込まれている
あらゆるものに
助けられ、守られている事を

受け取り
そこに感謝する
心を育てる事が出来ると

今、抱えている
不安や心配は
消えて行くようになります。

不安や心配な心が
育つ時は
宙から送り込まれている
愛と力の受け取りを
拒否している時です。

私達は
とても偉大な力と知恵を
持っているからこそ

私達は
何も持っていないという
心を忘れないように
暮らす事が必要なんだと
思っています。

手をあわせて祈ること
頭を下げて感謝すること
その事が
目にみえない力と愛を
受け取ることに繋がって
いるのです。

お彼岸にいただく
ぼた餅には

あなたが自分を生きるための
祈りと感謝の心を
育てる事と繋がっています。

そして、それを作る事が
出来たら
さらにその力は大きなものに
育って行くのです。

今日は
ぼた餅を食べてみてくださいね。

今日も最後まで
読んでくださって
ありがとうございます。

感謝♡一粒万倍
お料理びと♡naka mIe 

フードレメディのある暮らし

自然の摂理を取り入れて古き良きものを 大切にし未来に結ぶ。 100年後の地球のために。 10年後のカラダのために。 食べることと、お料理することを考える 食べることと命を育むことを 食べることと豊かに生きることはつながっている 恵みとリズム。 ぐるっと巡らせて 自分を大切にする暮らし。 そんな暮らしについて語ります。

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