自分らしくいきるために大切なこと

紅芯大根と柿と柚子おなます。

使った調味料はお塩だけ。

柚子の酸味と香りそして柿の甘みが出会って

いい塩梅の味になりました。


土ってすごいなってそう思うのです。

この綺麗な綺麗な色合いは土の中で出来上がって

くるんです。

お野菜を切った時にその美しさにいつも感動します。

自然の力って、私たちの想像を超えてる・・・って

そんなことを感じれるからお料理が大好きなのかもしれません。


今日は久しぶりに時間のあいた日曜日でした。

本当に自分のためだけに使った日曜日。

ゆっくりと過ごしたからいろんなことを考えるそんな時間になりました。


年末につくるおせち料理。

マクロビのお教室をはじめてから作り続けているから

今年で17回目になるのかな・・・。

たくさんのレシピがあるのだけど、何か新しいアイディアはないかなと

思って本屋さんに足を運びました。


本屋さんに並ぶおせち料理の本のほとんどに

「簡単に作れる」「たった一日でも大丈夫。」という

そんな言葉が並んでいました。


「簡単に」とか「1日だけでも大丈夫」という言葉。

そっか・・・おせち料理は大変なものってそんなイメージがあるんだなと

「でも、作らないよりましかな・・・」とか

「作ろうとする人を応援してるんだよね」とか思いながらなんとなく

でも、ちょっと違うかな・・・と思ったりして帰ってきました。


そもそもおせち料理とは

ご馳走を食べるためのものではなく

今年1年間無事に過ごせたことの感謝の気持ちと

来年もまたみんなが元気で健やかに暮らせますようにの

祈りを神様に伝えるために、神様に食べていただくためのお料理です。


日本人は自然界全てに神様が宿り

私たちはその自然界に守られ、恵まれて生きているということを

大切にしながら暮らしてきました。


日本中でいろんなお祭りがあるのも

目に見えないものに守られていることを

大切にし、感謝とそして祈りを届ける行事なのです。


だから私のお教室では毎年

いつもお世話になっているお料理を丁寧に作って

自然の恵のお野菜やお米に感謝して

一人一人が新しく来る1年を豊かに健やかに暮らせるように

祈願するためにお料理をつくる日として

12月の30日と31日にお料理を作ります。

そして、そのお料理を大切な人と一緒に食べて新年を迎えて祝うことを

お伝えしてきています。


食べ物は肉体を作ります。

と同時に食べ物は意識を作ります。

そしてその先には自分の人生を作っていきます。


食べ物はただの栄養だけでなく

そこに関わるエネルギー=力が作用します。

そのエネルギーを私は「振動」と呼んでいます。

「全てのものに振動があり」その振動は共振して形を作っていきます。


ものとの出会いとか、人との出会いは「共振」してなりたっていきます。

そのことを「縁」とよんだりします。

心理学ではそのことを潜在意識とか超潜在意識とよんだりします。


目に見には見えないけど

繋がっているものがあるのです。


自分から出ている振動と共振をするものと結ばれていくのです。


例えばそれは「何かを想う」

それも「振動」です。

何かをイメージする。それも「振動」なのです。

その振動は言葉や行動や気持ちで私たちは表しています。


その言葉や行動や気持ちをつくるのに

一番関わっているのが実は食べ物であり

お料理を作るときの気持ちなのです。


例えばお母さんが子供の健康を思ってつくる

お料理には愛を感じることができ

子供にとっては大好きな食べ物だったり、思い出に残る食べものだったりします。


私の経験だと

ひとつひとつを丁寧に重ねて作ったお料理は

食べた人が丁寧に食べてくださるし

時には涙を流して食べてくださることもあります。


そんな経験をしているから

お料理を作る時は、自分の気持ちを穏やかにして

食べる人にとって少しでもいい影響を与えるものであることを願います。

できるだけ自分の意思をいれるのではなく

自然界からやってきたその恵の素晴らしさを

できるだけ引き出せることに集中していきます。


ある人がお料理を口にしてくださった時に

「これはええ情報やな〜」と言ってくださったことがあります。

そう。お料理は情報=振動なんです。


土か作ったその美しさと美味しさを

口にしてカラダに入れた時

私たちのそもそも=魂が震える感じがするのです。


そして・・・今、たくさんの人がこの

自分のそもそもに出会いたいと思っているんだなと

そんなことを思うのです。


「簡単」「便利」も大切なことだけど

「丁寧に」「わざわざ」「いちいち」を重ねることも

時には大切なことのように思うのです。


毎日のお料理ができなくても

何か大切な時だけでも

「丁寧に」「わざわざ」「いちいち」を重ねてお料理を作ってみる

そんな時間が人生の豊かさを創るのだとそう思います。


今度の冬至は2017年から始まる9年間の新しい人生のはじまりの

日になる宙模様だそうです。

その前にできるだけ、自分がどうありたいのか

自分は何をしたいのか、それにふさわしい環境はどんな環境なのか

どんな状態なのかを整理しておくといい時です。

年末の大掃除だけでなく

自分の周りを整えるそんなことを応援してくれる振動が

宙から降り注いでいる時みたいです。


自分らしくいきるために

自分だけの力で生きようと思うのではなく

与えられているものや、守ってくれているものに

そして、自分を作るためにふさわしいものは何なのかを

食べ物を通して見つめていくことも

意識してみることをオススメします。


食べることは振動を取り入れるとても簡単な方法です。

言葉を選ぶことも振動を放つためにとても簡単な方法です。


口福・・・ですね。




私は魂に届くお料理を作りたい・・・とそう思っています。

マクロビオティックをこの時代まで残してくださった

桜沢先生や久司道夫先生は

世界の平和のためにマクロビオティックを世界中に広げるために

人生を送ってこられました。

私には先生方のような力はないけれど

それでもやっぱり、未来に素敵な地球を残すために

お料理を作ることを通して貢献できればと

そうんな風に思うのです。


お料理は美味しく食べて健康であるだけでなく

お料理は一人一人の人生をより豊かにするための

素敵な手段だとそうおもうのです。


久しぶりにもらえたお休みの日

ゆっくりと自分のしたいことを考えることができました。


この時代に生まれてきたからこそ

自分を信じて命を輝かす、あなた自身を大切にするために

食べることとお料理することの意識をかえてみませんか?


あなたがあなたを愛していきるために

お料理を作ってみませんか?


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

感謝♡一粒万倍

お料理びと naka mIe


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今年もおせち料理を作ります。

キャンセルがでたのであと2名様に参加していただけます。

感謝と祈りを表現するお料理を作る2日間

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フードレメディのある暮らし

自然の摂理を取り入れて古き良きものを 大切にし未来に結ぶ。 100年後の地球のために。 10年後のカラダのために。 食べることと、お料理することを考える 食べることと命を育むことを 食べることと豊かに生きることはつながっている 恵みとリズム。 ぐるっと巡らせて 自分を大切にする暮らし。 そんな暮らしについて語ります。

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