運気を上げるお雑煮。

今年のお正月は友人宅で過ごしました。

「我が家のお雑煮はあんころ餅の
白味噌仕立てだけど食べる?」
と聞かれて、

噂には聴いてたけど、、
ほんまにあるんやね。
あんころ餅のお雑煮。
自分では作ろうとは思わなかったけど
食べるチャンスがあるなら、、

「食べる。」

と作っていただきました。

これは、ぜひ食べてもらいたい。
いや、本当に美味しいのです。

「このお雑煮は徳島というよりは
香川県でよく食べられてるお雑煮で
そもそもは、出雲式らしいよ、、、」

と、友達が解説をしてくれました。

お雑煮の食べ方は
地方や家庭によって様々で
郷土料理のひとつになります。

我が家のお雑煮は
鰹出汁に水菜だけの
おすまし仕立て。
柚子の香りで頂くあっさりとした
お雑煮。
水菜が主役だから関西風のお雑煮です。


そもそも

お正月になぜお雑煮やお餅を食べるのかというと・・・


お正月にお餅を食べる理由 お正月に餅を食べるのは、

平安時代に宮中で健康と長寿を祈願して行われた

正月行事「歯固めの儀」に由来します。 

もともと餅は、ハレの日に神さまに捧げる神聖な食べ物でした。 

又、餅は長く延びて切れないことから、長寿を願う意味も含まれています。

                       日本鏡餅協会より抜粋


鏡餅は神様の魂が宿るお餅として

お正月の間に飾り、お正月が明けたらみんなでいただき

神様と一緒に1年間を過ごすという縁起物になります。


神様をおむかえする貴重な食べ物がお餅になるのです。


そして、お雑煮はその年 無事に収穫できた野菜やたちを神様に捧げ、

 歳神様にお供えしたお餅
をみんな一緒にひとつの鍋で煮込んでいただく

という意味があり、神様と一緒にいただく大切な食べ物になるのです。

! 歳神様と同じものを食べることによって、 

歳神様のパワーを分けてもらうという縁起物になります。


さて、出雲地方では10月のことを神在月といいます。

各地方に行っている神様が10月に出雲大社にもどり

翌年の縁結びの会議をすると言われています。


神様が戻ってきたときにお迎えに作ったお餅が

その時収穫された小豆とお米で作った小豆餅・・あんころ餅になるのです。

出雲地方ではこのお餅を神在餅(じんざいもち)といい

それが鈍って「ぜんざい」といわれるようになったと言われています。


おぜんざいは神様がいるお餅で

縁起物のひとつ。
お祝いごとや特別な時に頂くものなの
です。
その風習も重なり、お雑煮にあんころ餅を入れて頂くようになったのかも
しれませんね。

香川のお雑煮は
大根と人参を丸く型取ったものを
使います。角が立たないように、、
全てが丸くおさまりますように
の、そんな願いが込めらた
お雑煮になります。

食べ物は栄養を頂くだけでなく、、
力をとりいれる手段です。
お料理は美味しく食べるため
だけにあるのではなく
私達の生き方がよりよく
なるための手助けをする
力を作るための方法なのです。

ただ、美味しく食べるだけではなく
ひとつ、ひとつが命の輝きに
繋がっていると感じながら
食べることも、
暮らしや人生を豊かに導く手段なのです。

そして、日本人はそんなことを
大切にしてきた食文化を育んで
きたのです。

2017年は、ただ食べるだけでなく
人生や暮らしをよりよくすることを
意識して食べてみましょう。

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さ、2017年も楽しみましょう。
ありがとうね〜。
お料理びと naka mIe




フードレメディのある暮らし

自然の摂理を取り入れて古き良きものを 大切にし未来に結ぶ。 100年後の地球のために。 10年後のカラダのために。 食べることと、お料理することを考える 食べることと命を育むことを 食べることと豊かに生きることはつながっている 恵みとリズム。 ぐるっと巡らせて 自分を大切にする暮らし。 そんな暮らしについて語ります。

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