わたしがわたしでなくなったとき・・・ひとつになれる

今週のレシピアップしました。

いも煮

新月までにオススメの調理法です。

里芋の美味しさを楽しんでくださいね。

 

クックパッド and MACROBI では

季節や月のリズムにあわせたレシピを毎週アップしています。


動画もアップしています。

あわせてごらんください。



さて、昨日、いつもお世話になっている

青山ファーマーズマッケートの

スタッフの皆さんと一緒に

いつもお野菜を購入させていただいている

シモタファームさんの農場に足を運んできました。



シモタファームさんの野菜は味が濃く

特にケールは嫌な苦味もなく、むしろ甘い味が口に広がり

生でも火を通しても美味しく頂くことができます。

そのお野菜の美味しさは偶然にできたのではなく

30年に渡る土の研究から出来上がっていることを知りました。



青山のイタリアレストラン HATAKE青山のシェフ神保さんが

「野菜は人が食べるために作ったもの」とお話をしてくれた時の言葉が

今日また思い浮かびました。


私は野菜や穀物、そして動物のことも自然の恵みと表現して

きたけれど、自然の力だけでその命は存在しているのではなく

私たちが農業や畜産ということを始めたときから

その働きは自然と人とが調和を創り出し、

それをお料理して食することで、より豊かに、

そしてより美味しく命をつないできているのだと

そんなことを感じました。

その調和を崩した時に私たちは病気になったり環境が破壊されていくのです。




どちらかが優勢でもなく

そこには人も自然も、、意志も愛もそれぞれ役割があり

そのどれもが欠けることなくひとつを作り出す世界。

その調和こそがこれからさらに私たちが目指すところのように感じました。


さて、最近、こんな感覚を体感することがよくあります。

それは、、、

突然嬉しくなったり、突然悲しい気持ちがわき起こったりする

そんな体感です。


少し前なら・・・

「わたし何を食べたかしら?」

と自分の食生活を振り返ります。

なぜなら

食べたものは私たちの行動や感情にまで影響を与えているから。

例えば

白砂糖を使ったものを多く食べると

突然、気分が落ち込み後ろ向きにものごとを考えがちになります。

マクロビでは白砂糖は体への吸収がはやいため

血糖値がすぐに上がり、それを抑えようとするインシュリンによって

血糖値が下がり、そのアップダウンの影響でテンションが下がってしまう。

さらにその影響は膵臓の働きを疲れさせるため

気持ちが不安定になると学びます。



例えば

悲しい気持ちが沸き起こる時は

肺と大腸の働きが滞っていると学びます。

だから悲しい気持ちになったら

肺と大腸の働きを滞らせる食べ物を食べている傾向があるとみて

食べ物を変化させていきます。


感情の全てが食べ物の影響ではないとしても

食べ物と感情の関係をみてみると

問題解決の糸口になることがたくさんあります。

フードレメディスト講座ではそんなことも学んでいきます。





でも最近のわたしの感じはちょっと違います。

なんだか急に悲しい気持ちを感じるとき

誰か、ご縁のある人が悲しい気持ちになっていたり

例えば地震がおこる前触れだったりします。


嬉しい気持ちがわき起こってくると

そのあとに嬉しいお知らせの電話がはいったりします。

どうやら私一人の感覚だけではない感じなのです。


そんなことを感じている時に

気がついたことがあります。


わたしはいままで自分が叶えたかったと思ったことを

叶えなかったことはありません。

正確にいうと自分が思ったことは

自分にとって良いことと思えることも悪いことと思えることも

全部具現化してきました。


たとえば

本を出版したいと思ったので10冊以上の本を出版させていただきました。

そのうちのひとつ「キレイになるマクロビ教室」は

販売数を30000部と決めたので、30000部の販売数をあげました。

たとえば

表参道にお店をだしたいと思ったのが今から20年前

15年後には表参道にお教室を開きました。

と・・・大きなことも小さなことも自分の意志を持ったことは

全部具現化してきました。

会いたいなと思った人には必ずあえるし

欲しいなとおもったものは全部手に入れるし

思ったことは必ず具現化しているのです。


夢を追いかける

夢を達成させる

そのことを目標に数々の時間と労力を使ってきました。

やればできる。

と、いつもそう思います。

だから夢を達成できてない人には夢を達成するまで

自分の意志を持つことをまずはオススメします。



そして、こんなことを思うのです。


55年生きてくるまでに色々体験しました。

失うものがたくさんあったから

全ては与えられるということを体感することができました。


自分ではできないことがたくさんあったから

自分の夢は人が叶えてくれたらいいと

そう思えるようになりました。


全部を自分でやろうとそう思っていた時

それはそれは大変だったし

いつも人と比べたり、できていない自分を嘆いたりしていました。

人と比べたり、大きさや数字にこだわっていた時には

人と競争したり、人を妬む気持ちが育ったりしたことも

いっぱい体験しました。

そんな体験をしている時は自分を評価する時に

必ず人を悪く言わないと評価できなかったりしていました。


そんな自分に、、、ある日とても疲れたわけです。

あ〜いやだな〜って。

なんで人と比べては落ち込むのかな・・・って


その時、突然、何に対してもやる気がなくなって

もうどうでもよくなったわけです。

夢とか成功とか。


今日を楽しく過ごせたらそれでいい。

大きな成功はもう望まない。

穏やかな日々を重ねたいと

そんな風に思ったら・・・・・・・


わたしなんてなんの価値もなくなって

何もできないんだなと・・・

社会を変えるとか、世の中をかえるだなんて

私なんかでできっこないよね〜ってそんな風に思えてきたのです。


少しカラダとココロから力が抜けた感じです。

そうしたらね。

自分の中の感覚が変化したんです。




私が一人でやるのではなくみんなが私の代わりに

私のやりたいことや夢を形しにしてくれているって

そんな風に感じることができるようになりました。

私がイメージしたことを

誰かが必ず具現化してくれるのです。


昔の私なら、自分がやりたいことを

他の人がやっていたら・・・

ちょっと面白くないなってそう思っていたし、あせっていたけど

最近は

わ〜私のやりたいことをちゃんとやってくれている人がいる・・・って

そんな風に嬉しく思えるようになってきたのです。


そして、そう思えると自分にしかできないことや

自分がやりたいことが明確になってきたのです。


これがいわゆるよく言われている

「破壊と再生」って感じ。

一度壊したり手放すことで再構築できる。

自分をいったんなくすことで、本当の自分の立ち位置を見つけることができる。

例えば、自分よりも長けている人がいたとしたら

自分はその立場ではなく他に自分が輝ける場所が必ずある

自分にしかできないことが必ずみつけられるのです。


この人生で与えられた役割を

ちゃんと生きることで

自分の人生を楽しむことができるようになると

感覚は自分だけのものではなく

人の感覚を感じることができるようになってくるのです。


その感覚と研ぎ澄ましていくと

言葉を使わない植物や動物の感覚を感じることができるように

なってくるのです。


お料理をしていると

私には野菜の声が聞こえて来るように感じる時があります。

お鍋の中から声が聞こえてきたり

気配を感じることができるようになります。

そんな時の自分を客観的にみてみると

自分の意志ではなく何かに動かされている感覚で

そのことは「無」とか「空」という言葉で表現されている

そんな状態です。




その時に野菜とひとつの感覚になったり

お鍋の中の振動と自分の境目がなくなるそんな感じです。

そうしたら、自分の想像を超える美味しさに出会うことができ

いつもびっくりするのです。


マクロビオティックでは

「ひとつをふたつにわけた」

「そのふたつは相反する関係で相補的である」と学びます。

そもそも私たちはひとつのところから分かれてきたのです。

それぞれの役割をもって。

そして私たちは分かれてきたからこそ

ひとつであることを学び助け合っている

ひとりひとりが大切だからこそ

ひとりではないことを学ぶことができるのです。


自分だけで何かをやろうとするのではなく

自分の役割を実践すること

そのことが自分を輝かすことができる方法なのです。


そして私の夢は

ひとりひとりの夢が叶うこと。

その夢を叶えるお手伝いをさせていただくのが私の今の夢なのです。


たくさんの人が私の夢を叶えてくれています。

だから私は本当にしあわせだな〜とそう思うのです。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

明日は感謝祭。

皆様の命に、そして与えられている全ての環境に

ありがとうございますの気持ちを表現できる一日になりますように。


お知らせ♡♡♡

マクロビを楽しく暮らしに取り入れるための講座

ベーシック and MACROBI講座

12月開講のスケジュールがきまりました。

こちらをごらんください。



お料理びと  naka mIe 


フードレメディのある暮らし

自然の摂理を取り入れて古き良きものを 大切にし未来に結ぶ。 100年後の地球のために。 10年後のカラダのために。 食べることと、お料理することを考える 食べることと命を育むことを 食べることと豊かに生きることはつながっている 恵みとリズム。 ぐるっと巡らせて 自分を大切にする暮らし。 そんな暮らしについて語ります。

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